蔵の家2 Kさん宅
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K
- 私も陽の光が差し込んで、風が通り抜ける家にしたかったんです。外の空気感が中にいてもわかるような、そういう家…。だから大満足です。雨の日も曇りの日も晴れの日も、いつでも気持ちが良くて。以前の家は団らんに背を向けて孤独に料理や片付けをている感じがあったんですね。作りながら見えるのは最高です。
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M
- Kさんの家は対面キッチンで、外の素晴らしい景色も見えるんですよね。
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K
- そうなんです。家のどこにいてもストレスを感じないって素晴らしいです。トイレに入っても気持ちいいし。
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大出
- 以前の家は閉鎖的だったんですね~。せっかくの周囲のロケーションが生かされてなかったというか…それがもったいないと思いました。キッチンの位置は以前の家と同じですよね。
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K
- 位置としては同じなんですが、住んでみては全然違う印象です。昔の家でしたので、一番いい場所が二間続きの座敷で、台所は暗くて冬は寒い、そんな感じに作られていました。
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M
- 今の家はホント気持ちがいい家ですよね。すごく素敵。まるで別荘みたいなの!
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W
- 別荘!行ってみたいなあ~。
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M
- Kさんの家も平屋ですね。
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大出
- Kさんの家は土地が広かったので、どういう風にも設計できるという点で、逆に難しさがありました。周りに住宅はないんですが、神社の駐車場があったりするので、それが視野に入らないように工夫しました。
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K
- 雷が鳴ってもカーテンを開けたまま、電気をつけずに光っているのを見ているんです。家の中にいても自然を感じながら過ごせるのがとてもいいです。
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大出
- Kさんの家は、有名な神社の近くで、すぐ脇が沼なんです。周りに住宅が1軒も見えないんですよ。
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K
- そうなんです。周りに家がなくて。お風呂を開けっ放しで入っても、誰にも見られないから大丈夫なんです。
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I
- わー!すごいですね。一組限定のおもてなしの宿ができそうですね。
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K
- ぜひ来てください!友達が遊びに来ると、旅行なんて行かなくてここにいればいいじゃないって言われます。地震で家が壊れた時は、夫とふたりでガーンと落ち込んでいましたけれど、こんな風に納得のいく家を建てることができたので、今となってはよかったなあ~と思っています。人生、わからないですね。
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M
- 玄関のある北側が、ちょっと昔の蔵のイメージがありますよね。
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K
- そうなんですよ。外から見ると蔵みたいに見えるみたいで、物置あるのになんで蔵作ったの?なんて言われました。(笑)
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一同
- (爆笑)
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M
- ちょっとしゃれたギャラリーが建ったみたいにも見えますよね。4人の家の中では一番白い塗りですよね。木のそのままの色を生かしています。
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K
- うちも真四角の家ではなくて、斜めを生かしているんですね。リビングが斜めについている感じで、最初に図面を見たときに、「わー!こういう角度でくるとは思わなかった!」って夫と話しました。
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大出
- ご主人にもいろいろこだわりがありましたね。
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K
- そうなんです!すごくこだわりがあって、かなり時間をかけて設計図を見ていました。じーっと飽きずにいつも見ていましたね。
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M
- ご主人は家づくりに参加したんですか?
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K
- はい。すでに退職して家にいたので、棟梁の手伝いをしていました。もともとそういうことが好きな人なので、毎日何かしら手伝っていたようです。
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M
- ご主人は出来上がった家にどんな感想を言っているんですか?
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K
- もう、大満足しています。誰が来ても褒められるし、うれしくてしょうがないみたいです。
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W
- わかるわかる!(笑)
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K
- そのたびに案内して、ここはこうで、ここはこうで、と説明しながら家を見せて喜んでいます。
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大出
- Kさんの家はほかの皆さんの家とちょっとタイプが違って、和風の色が濃いですね。
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M
- 確かにそうですね。古い時代の雰囲気があるというか、古民家風の家です。
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K
- 夫が、自分が小さいときの親の実家のイメージを強く持っていたようですね。家が出来上がってみて初めてなるほど!そうだったんだって思いました。ハウスメーカーでの家づくりだと、既存の形に自分を合わせるしかないと思うんですが、大出さんはゼロからこちらの希望を聞いてくれて、それに合わせた形を設計していただけるので、作っている過程も出来上がってからもストレスがなかったです。途中も希望を聞いていただいて変更もしていただけてとても満足しています。